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慰謝料450万円を獲得した岐阜県在住・20代男性Yさんの事例

2024/08/12

ご依頼内容:協議離婚サポートパック(対妻)

 

状況:

性格が合わないと言って1年近く前に家を出て行った浮気妻から妻の両親を通じて、Yさんに、離婚して欲しいと執拗に連絡がきていた。

浮気妻はとにかく早く離婚したいらしく、Yさんは、「どうして?」と少々違和感を覚えたものの、円満に離婚したかったらしく、浮気妻の呼び出しに応じて、離婚協議を行うことにした。

ところが、浮気妻と会う日の直前になって、ある知人の男性からの密告があり、Yさんは浮気妻が妊娠していて、すでにお腹も大きく出産予定日もそう遠くない日であることを知る。

相手男性は、浮気妻と同じ会社に勤務する同僚男性で今は岐阜県ではない県の同じ支店で働いていて、一緒に住んでいるが、2人の住所までは分からないとのことだった。

Yさんは、浮気妻の様子がおかしいのには、同居しているころから、薄々気付いてはいたが、まさかここまでとは思わなかったそうだ。

Yさんは、妻の住所が分からないこと、不貞の証拠がないこと等の理由から、探偵社(弊所調査部門の探偵法務’s)に調査を依頼するため相談した。

しかし、探偵法務’s兼TOMO法務事務所の代表である担当者は、Yさんとの子ではない子の妊娠の事実があればそれ以外に証拠は不要である旨、あえてこの時点で住所を調べる必要がない旨を伝え、今ある材料で、離婚協議を行うことを提案した。

 

妻との離婚協議:

Yさんは、浮気妻と某ファミレスで会うことになっていた。

その日、Yさんが約束の時間の少し前に、ファミレスに付くと、浮気妻とその両親は、すでにテーブル席で待っていた。

浮気妻は、大きなリュックのようなカバンを膝の上においてた。

先に席についてリュックでお腹を隠しておくつもりだったのだろうが、明らかに不自然である。

浮気妻の両親もやはりグルだった様だ。

ちなみに、こちらの作戦は、至ってシンプル。

不貞、妊娠の事実、相手方が誰であるかも知っていることを伝えたうえで、離婚しない作戦を決行する。

案の定、喰いついてきた。

浮気妻とその両親は、顔面蒼白で謝罪、Yさんにどうしても離婚して欲しいと懇願する。

そこに、予め慰謝料450万円、財産分与放棄、その他もろもろYさんに有利な条件で作成された離婚協議書を出す。

浮気妻は、渋々サインしたそうだ。

勿論、浮気妻の父の連帯保証というおまけ付である。

 

成功のポイント:

①浮気妻が妊娠している事実が分かっていたこと。

②浮気妻は出産を間近に控え、どうしても出産前に離婚することを望んでいたこと。

 

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