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不倫の示談は不意打ちに限る!?

2023/06/09

カテゴリースタッフブログ

夫(妻)の不倫相手に慰謝料請求をする方法はいろいろあると思います。

 

一般的には、内容証明を送る方法が最もメジャーではないでしょうか?

 

弁護士に代理人になってもらい、交渉をしてもらうケースも、最初に内容証明で通知すりのが一般的です。

 

自分で相手方と直接会って、話し合い(示談)をするという方法も多くの人が選択しているやり方です。

 

しかし、多くの人がが、相手を電話で呼び出すという、やってはいけない方法を実行してしまっている様です。

 

例外もありますので、それは後述するとして、まず、なぜ電話で呼び出すのが良くないのか?

 

それは、うまくいかないからです。

 

失敗してから弊所に相談されたお客様の主な事例は、以下の通りです。

 

・電話で会う約束をして日時や場所まで決めたが、直前になって、相手方から電話があり、弁護士に依頼したから、以降は弁護士と話すように言われた。

 

・電話で夫(妻)とは、友人で、身体の関係はないと否定された。

 

・最初は電話に出たが、次から電話に出なくなり、しばらくして相手の弁護士から通知が届いた。

 

・最初に電話したときに会う日時を決めたが、場所を後日決めることになっていたので連絡したところ、相手が電話に出なかった。

 

・電話で会う約束をして会うことができたが、弁護士に相談しているから今は返事ができない(示談書にサインはできない)と言われた。

 

・最初から電話に出なかった(恐らく番号を知られている?)

 

これらを見れば分かる様に、電話で相手を呼び出すのはダメな方法と言わざるを得ません。

 

・電話だと断りやすい、逃げやすい、怖くない

 

・会えたとしても時間をあたえてしまい会うまでに対策を練られてしまう

 

など数々のデメリットがあるからです。

 

一度失敗してから、相手に直接会いに行って話をしたとしても、既に手遅れ、成功する望みは極めて薄いと言えます。

 

また、相手方が弁護士に依頼してしまうと、相手の弁護士は当然、慰謝料を安く済ませようとするうので、高額な慰謝料を獲得するのは、難しいでしょう。

 

最初から電話に出なかったケースはまだ何とかなるかも知れませんが、それでも、電話番号を知られている(知らなくても夫や妻に確認してしまう)と、相手方は、電話があったことにより不倫(浮気)の事実が発覚したことを悟り、覚悟と対策を練られてしまう可能性が高いと言えます。

 

では、どの様にするのは良いのでしょうか?

 

不意打ちで直接会いに行くのがBESTと言えます。

 

相手方を待ち伏せて、いきなり話し合い(示談)を開催して、その場でサインをもらう方法が1番成功率が高い方法なのです。

 

尚、せっかく直接会いに行ったのに、インターフォンを鳴らすのもNGです。

 

相手が出てこないケースが多いからです。

 

また、相手方も既婚者(ダブル不倫)の場合は、相手方の配偶者に、不倫の事実が知られてしまう可能性があるからです。

 

そうなると・・・

 

・相手の配偶者からこちらの配偶者に慰謝料を請求される。(特に離婚しない場合は困る)

 

・相手方が1番恐れているのは「配偶者にバレたら困る」ということですので、その一番の武器がなくなってしまう。

 

つまり、示談の成功率が下がってしまうのです。

 

実際、示談が成功するのは「バレないために穏便に済ませてもらう」という要素が大きいのです。

 

電話で呼び出すのが、必ずしも良くない訳ではなく、例外もあります。

 

相手が既婚者で、かつ、浮気夫(妻)の協力が得られる場合です。

 

①浮気夫(妻)が協力的な場合

浮気夫(妻)が、離婚したくない等の理由で協力的なケースでは、まだバレていない体で、浮気夫(妻)に連絡をしてもらい、デート(密会)の約束をしてもらう方法です。

当日、デートだと思っていた相手方は、待ち合わせ場所に着いたら浮気相手の配偶者が居て、仰天というわけです。

 

②相手が既婚者の場合

浮気夫(妻)に対して「相手の配偶者に知られると、おまえも慰謝料を請求されるから、今からこっそり呼び出せ」と、悪魔のささやきをします。ほとんどが応じます。

浮気夫(妻)が連絡をするのを拒否したり、相手が会うのを拒否した場合は、そのまま家庭訪問です(笑)

 

尚、何れの方法も、綿密な作戦と書類があって成立するものですので、専門知識の無い方は、必ず専門家に相談されることをおすすめします。

 

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