慰謝料650万円その他好条件で離婚できた岐阜県在住・30代女性Mさんの事例
2024/04/16
カテゴリー慰謝料請求・離婚の成功事例
ご依頼内容:協議離婚サポートパック(対夫)
慰謝料請求サポートパック(対不貞行為相手方女性)
状況:夫の財布から女性用の下着を買ったレシートが出てきたので、怪しいと思い、夫の車のカーナビを確認したところ、ラブホテルに行ったであろう履歴が見つかった。
その直後、夫からMさんに対して「離婚して欲しい」と、申し出があった。
Mさんは、すぐに探偵社(弊所調査部門の探偵法務’s)に相談して、浮気調査を依頼した。
調査開始早々、すぐに複数回の証拠(ラブホテル滞在)が撮れた。
相手女性は、夫と同じ職場に勤務する30歳の独身女性(以下「女性A」と言います)だったが、ラブホテル駐車場内でも抱き合い、何度もキスをするなど、夫も女性Aもどうやら本気の様だった。
夫との離婚協議:ある夫の休日のこと、Mさんは出勤日だったが、夫には内緒で自分も休みをとっていた。
Mさんは、出勤を装って一旦家を出たが、夫がくつろいでいるところに、身内を連れて、突然帰ってきて夫と離婚協議を行った。
※離婚協議:離婚や離婚の条件などについて夫婦間で話し合いをすること。
Mさんが夫に通知書を手渡す(こちらの主張を伝える書面で、内容証明で送付するのが一般的。)。その通知書には、探偵社に調査を依頼したら不貞行為(ラブホテル滞在)の事実が判明した旨、Mさんが離婚を望んでいない旨、有責配偶者から無籍配偶者からの離婚請求は認められない(不貞をしたがわからしていない側に対して離婚裁判を起こしても離婚が認められない)旨、相手方が誰なのか、など詳細に書かれている。
実は、Mさんも離婚を強く望んでいたが、良い条件を引き出すために、「離婚したくない作戦」をとったのである。
離婚したくて仕方ない夫が、怒り狂ったところで、Mさんは「この条件なら離婚しても良いよ。」と、Mさんにとって都合が良い内容の離婚協議書と離婚届を差し出す。
※離婚協議書:慰謝料、財産分与、親権、養育費その他、離婚の条件を定める書類。
夫は、あっさりと条件を飲んで郷里離婚が成立した。
慰謝料は400万円一括、親権はもちろんMさんが獲得、養育費も算定表より2万円/月ほど高額、財産分与もからにMさん寄りの内容で決着した。
相手女性との示談:
Mさんは、夫を通じて女性Aを呼び出す。
女性Aは実家暮らしで、親に不倫の事実を知られるのを嫌ったのか、素直に呼び出しに応じた。
女性Aはすぐに事実を認め、Mさんに対して謝罪、慰謝料250万円の一括払いで合意した。
成功のポイント:
①探偵社(弊所調査部門の探偵法務’s)で調査を行ったため、しっかりとした証拠があり、また、状況が良く分かっていた。
②女性Aが実家暮らしで家に来られることを心配してなのか、Mさんからの呼び出しに素直に応じた。
③女性Aは30歳と比較的若くかった。(若い子ほど、裁判とかを恐れる)
④夫が先に認めたことより、女性Aには、言い訳の余地がなかった。