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慰謝料350万円を獲得して離婚した滋賀県在住・30代男性Nさんの事例

2024/11/22

ご依頼内容:協議離婚サポートパック(対妻)

                  慰謝料請求サポートパック(対不貞行為相手方男性)

 

 

状況:ある日、Nさんに義父から「子供をほったらかしてどこに言っとるんや!」とすごい剣幕で電話があった。Nさんはこの日の夜、知人と出掛ける用事があり、妻が子供の面倒をみているはずだったが、妻は出掛けていたのだ。

そして、妻はその後も、何度も不可解な行動をしていたため、Nさんは、妻の浮気を確信、探偵社(弊所調査部門・探偵法務’s)に、浮気調査を依頼した。

結果は、真っ黒。

妻は、自身の職場に出入りしている職場関係者(公務員)の男性(以下「男性A」と言います)と不倫関係にあった。

余談だが、浮気妻と男性Aは、滋賀県からそれぞれ別の駅で列車に乗車して列車内で合流、岐阜市内まで移動してラブホテルに入るという、用心深いというか、かなり悪質なケースだった。

 

妻との離婚協議:Nさんは、不貞行為の証拠が揃ってしばらくしたある日の休日、突然、離婚協議(離婚の話し合い)を開始した。。

Nさんが浮気妻に通知書を手渡す(こちらの主張を伝える書面で、内容証明で郵送するのが一般的)。

通知書の内容は、探偵社に調査を依頼したら不貞行為(具体的なラブホテルの名称等も記載)の事実が判明した事、Nさんが離婚を望んでいること、慰謝料として金200万円を支払うこと、義父(妻の父)の土地の上に建っているローン中のマイホームは浮気妻がローンと共に引き受けること、相手男性がどこの誰なのか、要求に応じないと法的手続きに進むなど、こちらの要求が詳細に書かれている。

妻は離婚を望んでいなかった様だが、用心に用心を重ねていたのに、完璧な証拠を押さえられたこともあり、比較的素直に要求に応じた。

幸い浮気妻は公務員で、現在、夫名義の住宅ローンの借り換えの審査も問題ないとのことだった。

慰謝料200万円一括払い、比較的Nさんに有利な内容の離婚協議書だったが、無事に調印式が済んだ。

 

相手男性との示談(慰謝料請求):

男性Aは、調査の段階で判明したのだが、既婚者だった。

そこで、浮気妻に男性Aを呼び出して、翌日に会うことに。

Nさんが男性A宅に突撃してしまうと、女性A妻に事実が発覚してしまい、そうなると浮気妻は、男性A妻から慰謝料を請求される可能性が高いので、浮気妻にとっても男性Aを呼び出すメリットは大きい。

また、男性Aも妻に事実が知られるのは避けたいはじなので、Nさんの突撃を抑止したということで、男性Aに対して、浮気妻の顔も立つ。

そして、Nさんも待ち伏せ等をしなくても確実に会えるというわけで、三者ともメリット大という訳だ。

Nさんは、男性Aと喫茶店で待ち合わせをして話し合いをした。

男性Aは、スーツ姿で現れ、Nさんに深々と頭を下げて謝罪した。

どうやら、家を買ったばかり(調査とこの時点ではまだアパート住まい)で、妻にバレるのだけは困るということだった。

すんなり慰謝料150万円一括払いで調印式が終了した。

 

成功のポイント:

①探偵社で調査を行ったため、しっかりとした証拠があり、また、状況が良く分かっていたこと。

②浮気妻と男性Aは公務員だったので、表沙汰になることを恐れていたこと。

③男性Aは家を購入したばかりで、妻に事実が発覚することを非常に恐れていたこと。

 

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