交際相手から慰謝料120万円を獲得した神奈川県在住・40代女性Sさんの事例
2024/12/29
カテゴリー慰謝料請求・離婚の成功事例
ご依頼内容:慰謝料請求サポートパック(対交際相手の相手男性)
※今回は不貞行為にかかる案件ではありません。
状況:Sさんは、婚活マッチングアプリで知り合った男性(以下「男性A」と言う)と、結婚を前提に交際していたが、ある日突然、男性AにLINEをブロックされ、連絡がとれなくなった。
ちなみに上記マッチングアプリの規約には独身者限定である旨が明記されている。
ちなみに、Sさんは男性Aの居所は知らなかったので男子Aと連絡がとりたくても自宅に行くことはできない。なぜなら、男性Aは、自分は警察官で独身専用の官舎に住んでおり女性が入ることはできないと言って、Sさんを自宅に連れて行かなかったからだ。
そこでAさんは、探偵社に調査を依頼しところ、男性Aが警察官と言うのは真っ赤な噓だった。
男性Aは某不動産会社の営業社員で既婚者、戸建て住宅に妻と子2人で住んでいること、しかも偽名であったことが判明した。
相手男性との示談:
Sさんは示談当日、男性Aが通勤の際にマイカーを駐車している駐車場で知人と共に男性Aを待ち伏せた。
この日、男性Aは残業だったらしく、2時間ほど経ったとき男性Aが現れた。
Sさんの姿を見た男性Aはとても驚いていたそうだ。
その後、すぐにファミレスに移動した。
ファミレスで、Sさんが男性A通知書を手渡す。
通知書には、男性Aが、独身と偽っていたが既婚者であったこと、独身と偽って性的関係を伴う交際をしたことが貞操権の侵害(民法第709条・不法行為)に当たり、損害賠償の責を負うこと、慰謝料120万円を支払うよう要求すること、謝罪の要求、慰謝料の支払いに応じない場合は訴訟を提起する旨、男性Aの本名・住所・本当の勤務先などが記載されている。
男性Aは、妻にこの事実が発覚することをかなり恐れていたようで、謝罪して慰謝料を支払えばすべて解決することを理解すると、すぐに和解合意書に署名・押印、慰謝料もその後すぐに振り込まれた。
成功のポイント:
①探偵社で調査を行ったため、相手の住所や勤務先など状況が良く分かっていたこと。
②男性Aが、自身の妻にこの事実が発覚するのをとても恐れていたこと。