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慰謝料500万円獲得した山口県在住・30代男性Tさんの事例

2024/07/17

ご依頼内容:協議離婚サポートパック(対妻)

       慰謝料請求サポートパック(対不貞行為相手方男性)

 

 

状況:Tさんは妻がスマホを肌身離さない様になり、浮気を疑っていた。ある日、妻に連れられ仕事関係のイベントに参加したところ、妻の仕事の関係者である男性(以下「男性A」と言います)と妻が親しげに話しており、Tさんは、2人がただならぬ関係であることを確信した。

Tさんは早速、地元Mの探偵社に依頼、案の定、妻と男性Aは不倫関係にあり、ラブホテルの証拠が複数回撮れた。

 

相手男性との示談:

Tさんは、男性Aのことを良く知る知人を通じて、男性Aを呼び出すした。

もちろん、浮気のことは隠して別件でだ。

男性Aは、300万円は払えないと、最初は渋っていたが、Tさんが「では裁判で」と言うと、「裁判はやめて欲しい」と、慰謝料300万円一括払い+書類作成代金(成功報酬部分を含め11万円)を支払うことで合意した。

 

妻との離婚協議:

かねてより、妻はAさんと離婚することを強く望んでいたので「離婚しない作戦」で臨んだ。

※離婚しない作戦:有責配偶者(不貞行為を行っていた側)から、無責配偶者(不貞をしていない側)に対して、離婚請求(離婚裁判)をしても、離婚は認められないので、その仕組みを利用して好条件を引き出す作戦。

Tさんが妻に通知書を手渡す(こちらの主張を伝える書面で、本来は内容証明で郵送するのが一般的。)。その通知書には、探偵社に調査を依頼したら不貞行為(ラブホテル滞在)の事実が判明した旨、Tさんが離婚を望んでいない旨、有責配偶者から無籍配偶者からの離婚請求は認められない(不貞をしたがわからしていない側に対して離婚裁判を起こしても離婚が認められない)旨、相手方が誰なのか、など事細かに書かれている。

実は、Tさんも離婚を強く望んでいたのだが、幸い妻も強く離婚を望んでいたので、良い条件を引き出すためには「離婚したくない作戦」が効果的である。

妻が通知書を読み終わるころに、きっつい内容の誓約書を出してサインしろと追い打ちをかける。

※誓約書:男性Aとは手段の如何を問わず一切の接触をしない旨。誓約違反のペナルティなどかなりⅬキツイ内容。

離婚したくて仕方ない妻が、怒り狂ったところで、「この条件なら離婚しても良いよ。」と、Tさんにとって都合が良い内容の離婚協議書と離婚届を差し出す作戦だったが、ちょっと薬?が効きすぎてしまった様で、妻は過呼吸になり、離婚協議が途中で中断となった。

一時はどうなることかと思ったが、しばらくして、妻が落ち着き、無事に調印式を終えたらしい。

※離婚協議書:慰謝料、財産分与、親権、養育費その他、離婚の条件を定める書類

慰謝料は200万円一括、持ち家の獲得、年金分割無しなど、Tさんにとってはかなりの好条件だった

 

成功のポイント:

①探偵社調査を行ったため、しっかりとした証拠があり、また、状況が良く分かっていた。

②男性Aとは共通の知人も多く、男性Aが体裁を気にしていた。

③妻が離婚を強く望んでいたため、「離婚しない作戦」が効果的だった

 

 

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