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慰謝料650万円を獲得して離婚した山形県在住・30代女性Tさんの事

2024/08/14

ご依頼内容:協議離婚サポートパック(対夫)

                  慰謝料請求サポートパック(対不貞行為相手方女性)

 

 

状況:ある日、Tさんは、性格の不一致を理由に夫から離婚を迫られた。

薄々、夫の不倫に気付いていたTさんは、すぐに探偵社に調査を依頼した。

夫は、同じ職場に勤務する女性(以下「女性A」と言う)と不倫関係にあることが分かり、ラブホテルに滞在した証拠を複数回押さえることができた。

調査の間も、夫は何度もTさんに離婚を迫っていた様だ。
Tさんは、調査が終わる頃、WEB検索して、弊所を見つけて相談したとのことだった。

 

夫との離婚協議:Tさんは、浮気夫が何度も離婚を迫ってきていたのを利用して、離婚に応じることを臭わせて、話し合いをすることを夫に約束をした。当然、浮気夫は、不貞行為の証拠を押さえられていることはまだ知らない。

そして、約束の当日、夫が家に帰ってくると、そこにはTさん以外に、Tさんの両親も待ち構えていた。

夫は、驚いた様子で、ただ事ではないことだけは悟った様だった。

Tさんが夫に通知書を手渡す(こちらの主張を伝える書面で、内容証明で送付するのが一般的)。

通知書の内容は、探偵社に調査を依頼したら不貞行為(ラブホテルに滞在)の事実が判明した事、Tさんが婚姻継続を強く望んでいること、有責配偶者から無籍配偶者への離婚請求は認められない(不貞をした側からしていない側に対して離婚裁判を起こしても離婚が認められない)こと、相手方がどこの誰なのか、など詳細に書かれている。

実は、Tさんも離婚を強く望んでいたが、好条件を引き出すために、「離婚したくない作戦」をとったことは言うまでもない。

夫は通知書を読み進めると「えっ、離婚しないってこと?」とつぶやき、あっけに取られていた。

そこへ、Tさんが、女性Aと手段の如何を問わず一切の私的接触をしない旨などを記したキッツイ内容の誓約所を出して署名押印を求め、浮気夫に追い打ちをかける。

夫は、唖然として言葉が出ない様子で、しばらく沈黙が続いていた。

しばらくして「どうしても離婚したいなら、この条件なら考えてもいいよ。」と、Tさんが、離婚協議書を取り出す。

かなりTさんに有利な内容の離婚協議書だったが、どうしても離婚したい浮気夫にとっては渡りに船だったのか、慰謝料400万円一括払いに応じて、調印式が済んだ。

ちなみに、離婚届の提出、慰謝料の入金ともに、既に完了しているとのこと。

 

 

相手女性との示談:

Tさんは、夫を通じて女性Aを呼び出す。

女性Aは実家暮らしだったので、Tさんに訪問されて、親に不倫の事実を知られるのを嫌ったのか、素直に呼び出しに応じた。

喫茶店で話をしたそうだが、女性Aは現れたときからパニック状態で、何故か途中で号泣しだしたそうだ。

申し訳なさそうな態度だった様には見えたものの、謝罪は無かった様な?・・・とのこと。

尚、不貞の事実はすぐに認めたそうで、パニック状態で現れたときは話がまとまらないのを懸念していたが、通知書を読んだ女性Aは、お金を工面する方法などを考えたりして少し時間がかかたが、慰謝料250万円の一括払いで合意した。

女性Aは、お金が足りないと言っていたが、親か親戚に借りられのか、既に入金があったとのこと。

 

成功のポイント:

①探偵社で調査を行ったため、しっかりとした証拠があり、また、状況が良く分かっていたこと。

②浮気夫と女性Aは同じ職場に勤務する公務員だった、しかも田舎の狭い地域なので、表沙汰になることを恐れていたこと。

③Tさんと浮気夫の間に子供がいなくて、持ち家も無かったこと。

④女性Aが実家暮らしで家に来られることを心配してなのか、Tさんからの呼び出しに素直に応じた。

⑤女性Aが20代と若かった。(若い子ほど、裁判等を恐れる傾向が強い。)

⑥夫が先に認めたことより、女性Aには、言い訳の余地がなかった。

 

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