とんでもない主張
2023/07/01
カテゴリースタッフブログ
あるお客様(男性)のお話です。
このお客様、既に浮気調査は他社でされており、調査ではなく、相手男性に対する慰謝料請求の業務をご依頼頂きました。
お客様は、浮気妻から執拗に離婚を迫られていましたが、離婚を拒み続けていました。
しばらくすると、浮気妻は、お客様には全く身に覚えのないモラハラをされていると主張し、性格の不一致を理由に、離婚調停を申し立ててきたのです。
そして、少し前から、妻の行動や態度を不審に思っていお客様は、ある探偵社に調査を依頼したところ、案の定、真っ黒だったのです。
離婚を執拗に迫ってくる妻には、異性の存在があると考えるのは定石です。
とてもよくあることなのです。
探偵の証拠もあったこともあり、相手男性との示談は成功し、相手方男性は事実を認めて謝罪、和解合意書にサイン、慰謝料も無事に支払ってもらったとのことでした。
その後、お客様は、浮気妻に対しては、慰謝料(解決金)の支払い、及び、不貞行為を行ったことに対する謝罪をすれば、離婚に応じることにしました。
ところが、浮気妻は離婚調停で、不貞行為を認めなかったのです。
当然、慰謝料を支払うつもりも全く無い様です。
そして、浮気妻側についた弁護士は、ラブホテルに何度も行ったのは事実だが、肉体関係はないと主張してきたのです。
尚、ラブホテルでは、サプリメントの仕分けをしていたそうです。
浮気妻は、相手方男性がサプリメントを売る仕事をしていて、それをラブホテルで一緒に手伝っていたと言うのです。
お隣の国にも負けないくらいふざけた主張です。
以前にあった、おバカな言い訳で暫定1位だった「ラブホテルで服の採寸をしていた」を抜いて、「サプリメントの仕分け」がワースト1になりました。
ちなみに、ラブホテルに複数回行ったことが証明されていて、不貞行為の存在を裁判所が認めなかったというケースは、私が知る限りでは、1回もありません。
そして、今回は、何より相手男性も認めているわけですから、そんなおバカな主張が通るはずがありません。
弁護士は、何故こんな主張をしてきたのでしょうか?
考えられる理由は次の3つです。
1:おバカな主張と知りつつも、婚姻費用を請求しつつ、難癖つけて引っ張って、こちらが音を上げるまで引っ張る作戦だった。
2:仕事と割り切って、浮気妻のバカ過ぎる主張を、とりあえずそのまま伝えてきた。
3:純粋に弁護士がポンコツだった。
それしても、最近は、浮気妻のお行儀が悪すぎます。